飛騨高山ウルトラマラソン参戦記【その3】 – 野洲慈恵会

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飛騨高山ウルトラマラソン参戦記【その3】

皆さんこんにちは!相談員Wです。


 


高山市街を抜けて、ひたすら坂を上って走り、最高標高地点を過ぎる頃には、


フルマラソン一本分を走り終えた頃、4時間で走破してきましたが、


もちろん上った分は下らなければなりません。(>_<)


 


上りは苦手な私ですが、下るのは重力に任せて脚が勝手に動きます。


右足の捻挫とつまずいてこけることを注意しながら、何人かを抜きながら走りました。


抜いたランナーは走り方をコントロールできているのでしょう。「速いですね~」


と言ってくださるのですが、『コントロールできないんです・・・』としか答えられません。


 


さて、肝心の飛騨牛焼肉はどうかというと、


途中にあるいくつかの峠を越えてやって来ました・・・57.2kmエイドです。


ウルトラマラソンでは、着替えや必要物品を送っておけるシステムがあって、


汗をかいたシャツを着替えたり、朝の冷え防止に使っていたグローブ等を外したりとできます。


新しいシャツに着替えて再スタートします。


この時点で、あと残りフルマラソン一回分(42.195km)残っています、


飛騨牛=油もの・・・しかし、タンパク質補給ですね。


柔らかくておいしくて、係の方のお言葉に甘えてステーキ一枚分もいただきました。


焼きそば・トマトそうめんもごちそうさまでした。


  


その後すぐ、千光寺・・・山門からの階段が108段(煩悩の数)よく言われますが、


山門までの坂!歩くのと変わらない(歩いている方が体力温存かも)。


そんな坂道を車はエンジン音を唸らせながら上っていきます。


そんな光景を見ながら、あやめの里で利用者が「昔は田道やったわ」「自転車でよく行ったなぁ」


と言っていたことを思い出して、現代の便利さや物の豊かさを改めて感じます。


(車に乗せて欲しいから余計に感じるのでしょうか?)


 


ウルトラマラソンでは、田舎の広域をコースにしていることが多く、コース上では、


「ここで峠越えですか?」とメンタル・フィジカルともに痛めつけられる箇所が何か所もあります。


(ランナーは小・中・大ボス峠・裏ボス峠・ラスボス峠などと呼んで笑っています。


斜度10%の上り下りの標識を見ると笑うしかありません。)


 


その後、74.1kmエイドでも、猪鹿フランク・とらふぐのから揚げ・梨打ち汁なども


おいしくいただきました。スタッフの皆様、ありがとうございました。(最終回に続く)


 


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