楽しかったきらきらさん(5歳児)の夕食会
毎年、給食室の取り組みとして、るんるんさん(4歳児)・きらきらさん(5歳児)を
対象にした“親子クッキング”をそれぞれ年1回ずつ開催しています。
“親子クッキング”は、親子で一品おかずを作って、みんなでワイワイと夕食に食べるという会です。
るんるんさんは、1月に、“鮭のマヨネーズ焼き”をしました。そして2月にはきらきらさんの予定を
していたのですが、子どもたちに少し聞いてみたところ「それなら、お父さんやお母さんを招待して
あげるクッキングがしたい!」「いつも仕事がんばって、ご飯作るのも大変やし」「作ってあげたい!」
という声があがりました。
それで、今年は“夕食会”として、子どもたちだけで食事を作り、保護者を招待する形にすることになりました。
まずはメニュー決め。子どもたちの好きなカレーやオムライス、おでんなどの意見が出ました。
カレーとオムライスの2つにしぼった中から、
「カレーは雪遊び(雪山に遊びに行く予定が近々ある時期でした)に食べるし一緒やん」
「じゃあオムライスにしよう!」とオムライスに決まりかけたのですが、「ぼくケチャップ嫌い…」というKくん。
「じゃあ中のご飯をカレー味にしたら?」とみんながKくんも食べられる物を考えてくれ、
Kくんも「それなら食べられる!」「じゃあチーズも入れようよ」「それいいなぁ!」と、
みんなの意見の入った”スペシャルオムライス”に決定。
デザートも作ろうということになり、Kちゃんが以前から作りたがっていた“お菓子の家”の案を
設計図とともにみんなに見せると「いいやん!」「イチゴを周りに飾ったら?」「お花はどう?」
などいろいろ意見が出て、デザートはクッキーで作った“お菓子の家”になりました。
" おかしのいえ 設計図”
当日は、午前中にクッキーの型抜き・14時~野菜を炒めて味付けし、
クッキーのデコレーション・17時~食べる部屋の設営と飾り付けにオムライスの盛り付け…と
やることも多くてとても忙しかったのですが、子どもたちの“お父さんやお母さんを招待する!”と
いう特別で楽しみな気持ちが子どもたちのやる気になって、「あ~もうすぐ来ちゃう!」「急がないと!」
と忙しいことさえ楽しむ姿がありました。
オムライスは「お父さんはいっぱい食べはるしな~大盛り」「お母さんのケチャップはハートにしよう」と
それぞれ家族のことを想いながら盛り付けていました。
特製・カレー味のチーズ入りオムライス
夕食会は、笑顔いっぱいの会になりました。食べる席まで案内する子どもたちの顔は照れくさいけれど
嬉しそうで、家族の皆さんも本当に嬉しそうでした。
何でもない“家族で食事をする”ということは、あたりまえかもしれないけれど、こんなにほっこりと幸せで
うれしく温かいことなのだなぁと感じさせられる会になりました(*^_^*) お菓子の家も大成功!
1人ひとりがデコレーションしたパーツをチョコでくっつけて、立派なおうちになりました。
とてもうれしくおいしく幸せな、夕食の時間でした♪
設計図通りに完成!!
「うわっ~ すごい!!」
家族で食べるって幸せ みんなステキな笑顔です