夏祭り①
こんにちは、介護職員のJです。
今日は、あやめの里の夏祭りでした。
その夏祭りのひとときをお伝えしたいと思います。
あやめの里の夏祭りは、兵主太鼓保存会の子ども達による、
兵主太鼓の力強い演奏で始まりました。
演奏中は皆様、真剣なまなざしで見ておられ、
終わると太鼓にも負けないくらいの大きな拍手でいっぱいでした。
その後、お昼の屋台が始まり、
皆様それぞれご家族や職員と一緒に屋台の列に並び、お食事の時間となりました。
私は、ショートステイのご利用者と一緒に食事をさせて頂きました。
ショートステイご利用者の Hさん(女性)とお食事を一緒に食べていたのですが、
Hさんはあまりご自身で食べられる事が無く
目の前の食事を見ながら
「おおきにおおきに、ありがとう」
「あんた食べて」
「こんな贅沢なもん(物)、私はもうえぇ」
と遠慮気味で食べようとせずにおられました。
『僕のもあるし、Hさん食べてください』と言うも、変わらず食べられません。
手渡しながら自分も一緒に
『Hさん、ほら僕もえぇ(良い)もんよばれますで』と食べると、
「ほうか(そうか)」と少しずつ食べ始めてくださいました。
食事をしながらHさんの昔話を聞き、
昔住んでおられた地域の祭りの話を聞くと
「よう(よく)行ってたで、子ども抱いてな」
「こんな時期やったわ、暑いな・・」
と当時を思い出すように語ってくださいました。