生き物との生活は「不思議・発見」がいっぱい! – 野洲慈恵会

私たちの毎日

きたの保育園きたの保育園日記

生き物との生活は「不思議・発見」がいっぱい!

 暑い日は続きますが、夕暮れ時は虫たちの声があちらこちらから聞こえ心地よい風が吹き、


秋の訪れを感じるようになりました。    


 


 子どもたちは毎日プール遊びや水、泥んこ遊びなど夏ならではの遊びを楽しんできました。


また広場の木にはセミがたくさん集まり、その鳴き声を頼りに虫取り網を抱えた子どもと大人が


セミ取りを毎日楽しんでいます。


 



 いた!いた!


 



 「がんばれ~(小声)」


 


 たんぽぽのおうちには水槽が二つ、虫かごがたくさんあります。


水槽にはザリガニ釣りで釣ってきたザリガニと、卒園したお兄ちゃんからもらった


大きなアメリカザリガニがいます。子どもたちはよく水槽を覗いています。


ハサミを振り上げた2匹が向かい合っていると「ケンカしとる!」と教えてくれます。


「脱皮してる!」と変化にもよく気づいています。


小さい子はザリガニの動く様子をじ~っと見ています。何か感じているのでしょうね。


死んでしまうザリガニもいるので、大人と一緒にお墓を作ります。


水が臭くなってくると「水が腐ってきたし替えたげよ」と言って大人と一緒にお世話をしてくれます。


水道水では死んでしまうことも知りました。


 


 


 



  「カナヘビさん、どこにいるん?」


  「葉っぱの下にいた!!」


 


 もう1匹たんぽぽのおうちで注目を浴びているのは『カナヘビ』。


トカゲの仲間ですが小さな恐竜みたいに見えます。


カナヘビは動いている虫を食べるので「カナヘビのごはん捕まえに行こう」と広場に出て、


小さなバッタや蛾なんかを捕まえてきて飼育ケースに入れます。「食いよった!」と


食べるさまを食い入るように見つめる子どもと大人。その瞬間に目が離せません。


お世話する中で発見することがたくさんあって、ダンゴムシは食べないけれど


よく似た格好のワラジムシは食べるとか、お水をよく飲むとか、脱皮をするとか、


おなかが黄色いとか実際に目で見て知ることが多いです。 


 



        じっ~~~~~


 


 


  生き物は子どもの探求心をくすぐります。見ているだけでも不思議が


いっぱいで引き込まれます。大きい子は自ら図鑑を広げて調べたり、


知りえたことを大人に教えてくれます。大人も子どもと一緒に飼育を楽しんでいます。


 


 大人が真剣に生き物と向かい合うことで更に子どもたちの興味関心へと


つながっているのだと感じています。 


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